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ストップ!貧困の連鎖 講演会 報告

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12月2日(金)都久志会館で、「ブラックバイト」問題の第一人者である大内裕和中京大学国際教養学部教授を講師にお迎えし、「ストップ!貧困の連鎖~若者の雇用と奨学金制度の改善に向けて~」をテーマに講演会を開催しました。

 

大内教授は講演の中で、次のように問題提起されました。

 

アルバイトが、昔は学生生活を圧迫することはなかったが、今は学生生活を圧迫し学業が成り立たなくなっている。
そこで、「ブラック企業」のアルバイト版として「ブラックバイト」と名付けた。
「ブラックバイト」は「ブラック企業」の準備段階だ。
「ブラックバイト」で働いた学生は、「ブラック企業」の正社員になっても何の疑問も持たない。
「ブラックバイト」でも辞められないのは、学生の貧困が深刻化しているし、奨学金制度が悪化しているからだ。
労働組合の意義が分からなくなっている現在、「ブラックバイト」「奨学金制度」「最低賃金1000円」の3つを中心課題に、社会的労働運動をつくりだしていくことが必要だ。
若い人が非正規では、社会の再生産は成り立たなくなる。
再生産不可能社会にしないためには労働運動・社会運動が重要だ。
最低限の「所得保障と社会保障」を実現するためにとりくんでいこう。

 

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学費の高騰・奨学金制度の不備・学生の貧困化から「ブラックバイト」の問題があっても簡単に辞めることができなかったり、また「ブラックバイト」が「ブラック企業」の温床となりうる構造的な問題などについて、わかりやすくお話していただきました。

非正規雇用フォーラム・福岡では引き続き、非正規雇用問題として「ブラックバイト」にもスポットライトを当て続けたいと思います。

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